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![]() 5月8日、厚生労働省は、新型コロナウイルスのPCR検査について新たな相談の目安を公表しました。「37度5分以上の発熱が4日以上」の表現を削除して、症状があればすぐに相談するように変更されました。
このことは、5月8日付で厚生労働省から「事務連絡」として正式に通知されました。この事務連絡の別添には「これまで通り、検査については医師が個別に判断します」と書かれていますが、通知の本文に、「その方の状況をふまえ、柔軟に判断を行っていただきますようお願い致します。」と明記されています。これは、“必要な検査が受けられなかった”という多くの声を受けて、厚生労働者が各保健所に対して、柔軟な対応を求めたものです。 【厚生労働省】 事務連絡「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について」 事務連絡の別添 西宮市ホームページの記載がどのように変更されたか確認したところ、今回の厚生労働省「事務連絡」があっても、PCR検査を拡大しようとしない西宮市保健所の姿勢が明らかになりました。 PCR検査について、柔軟な対応をする姿勢がない「相談対応フローチャート」のままなのです。 https://www.nishi.or.jp/kenko/hokenjojoho/kansensho/oshirase/kononasoudan.html 5月8日付けで更新されたフローチャートと、それ以前のフローチャートを下記に掲載します。 変わっているのは、左上の「相談の目安」のところだけです。 保健所の中での、PCR検査の判断方法は、全く変わっていません。 西宮市保健所が「国の指針の通りに実施」と言うのであれば、最低限、「その方の状況をふまえ、柔軟に判断を行う」という一文を挿入すべきだと考えます。それすら、西宮市保健所はフローチャートに盛り込みませんでした。 ZENKO兵庫は、「医師が検査が必要だと判断した人は、肺炎症状の有無に関わらず全員検査すること」「医療機関や介護施設などから感染拡大防止のために検査依頼があった場合は検査すること」を求めてきました。これは、コロナ感染症の拡大防止のために必要な検査ですが、国の指針に書き込まれていないことが西宮市保健所が検査を断る理由になっていました。 しかし今回、国が事務連絡で「柔軟に判断を行うこと」を求めています。当初から、和歌山県などは国の指針を超えてPCR検査を実施してきており、西宮市もやろうと思えばできるはずです。 「国の指針の通りに実施します」と言いながら、国が求めている「柔軟な対応」すら盛り込まないという西宮市保健所の“検査やる気がない姿勢”について、引き続き追及していきたいと考えています。 西宮市保健所も今とても忙しい、とは聞いていますが、これで市民の命・健康が守られるのでしょうか。 【5月8日に更新されたフローチャート】 ![]() 【以前のフローチャート】 ![]() ![]() |
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平和と民主主義をめざす全国交歓会(ZENKO)・兵庫 |
平和と民主主義をめざす全国交歓会(ZENKO)でつながった兵庫県在住・在勤のメンバーが日ごろ集まって活動しています。
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